こんにちは。こーせい<h_0918_k>です。
先日「個人事業主開業届」を提出してきたので、晴れて「フリーランス」の仲間入りです。
僕は勢いで会社を辞めて独立しましたが、正直、安易にフリーランスになることはオススメしていません。
最近多いんですよね。
「フリーランス最高!だから会社なんてさっさと辞めよう!」っていう人が。
しかし、日本の9割は「勤め人」です。
フリーランス・起業家なんてたったの1割しかいないんです。
今回は、独立してから4ヶ月経つ僕が、僕の経験や実際に勤め人として働いている友人の声を元に、
会社員しか持っていない7つのメリットについて、詳しく説明していきます。
「フリーランスとして働きたい!」と思っている方は、この記事を読んだ上で、本当に独立するべきかを判断していただけると幸いです。
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■目次■
会社員にしかない7つのメリットを紹介します
実際サラリーマンもメリットだらけ。
①安定した収入
②福利厚生の充実
③社会保険制度の充実
④税金は会社が納めてくれる
⑤社会的信用がある
⑥社内ベンチャーを活用できる
⑦一大プロジェクトに参加できるあなたはこのメリットを捨てて、フリーランスの道を目指しますか?🖋
— こーせい / “自遊人”クリエイター (@h_0918_k) 2018年11月23日
1.安定した収入を得ることができる

会社員は毎月一定の給料が支払われるので、最低限の生活+αのお金は担保されています。
前職の会社の初任給は22万円でしたが、手取りは18万円程度。
実際に新卒の初任給の平均は20万円前後なので、まあ妥当でしょう。
家賃・光熱費・食費・生活費…必要最低限のお金を引いたとしても、毎月5万円前後は余るので、そのお金を貯金に回すのも自由ですし、自分の好きなものを買うのも自由です。
しかし、フリーランスは毎月の収入は全く安定していません。
僕の場合は、
- 8月:0円
- 9月:8万円
- 10月:16万円
こんな感じで、急に収入が上がっていますが、正直今月16万円以上稼げるのかも分かりません。
大きく収入が増えることがあれば、その逆もしかりです。
安定した収入を得たいけど、自分でお金を稼ぐ力をつけたい!という方は、間違いなく「副業」がオススメです。
2.福利厚生の充実
ベンチャーやスタートアップ企業は、そこまで福利厚生が充実していない企業が多いですが、やはり大企業となると、福利厚生の充実度は半端ないです。
実際にインフラ系統の大企業に勤めている友人から話を聞いたところ、
- 住宅補助手当
- 社員寮完備
- 交通費補助
- 年20日の有給休暇
- 年2回の賞与(ボーナス)
- 財形貯蓄
などなど。
あくまで一例ですが、大企業となると受けることができる福利厚生がとても充実しているんです。
この福利厚生に+αで給料ですからね。笑
真面目に働けば、生活に困ることなんて一切ありません。
3.社会保険制度の充実

会社員として働くのであれば、
- 社会保険(保険料の半分は会社負担)
- 厚生年金保険
- 失業保険(万が一失業した場合、一定額の給付を受けることができる保険)
といった、社会保険制度が充実しています。
特に注目すべきなのが、「社会保険」。
病院に行くと、必ず「保険証」を提示しますよね?その保険です。
この社会保険は、フリーランスの多くが加入している国民健康保険とは異なるポイントがいくつかあります。
社会保険と国民健康保険の違い
- 国民健康保険は被保険者が全額負担
- 社会保険は、被保険者は半分負担(残りは会社負担)
なんと、社会保険であれば、保険料の半分を会社が負担してくれるんです。
国民健康保険は、被保険者の所得に応じて保険料が決まりますし、しかも全額負担です。
保険制度を見ると、会社員が圧倒的に有利なのがお分かりいただけると思います。
4.税金は会社が納めてくれます
給与明細をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、給与額と、実際に受け取る手取りの金額が違いますよね?
その引かれているお金は、「税金」として、会社が納めてくれているんです。
特に副業もしていなければ、年度末に確定申告に行く必要もありません。
しかし、フリーランスは自分で確定申告をして、自分で税金を納める必要があります。
また、「個人事業主開業届」「青色申告承認申請書」を提出していない場合、「青色申告」という控除が受けられる確定申告を受けることができないので注意が必要です。
※ちなみに「個人事業主開業届」の提出は必須ではありませんが、節税にならないのでほとんどのフリーランスは提出をしています。
白色申告と青色申告の違い
- 白色申告:特典なし・受けられる控除もなし
- 青色申告:最大65万円控除が受けられる「複式簿記」・最大10万円の控除が受けられる「単式簿記」がある
社会保険や税金周りの話は、「#フリーランス税本」でおなじみのこちらの本に詳しく載っています。
フリーランスを目指している方・副業を始めたい方は必見の一冊です。
5.社会的信用がある

会社員や公務員の社会的信用はダントツです。
まあ、当たり前ですよね。笑
安定した収入が得られるので、
- 借金をする場合
- クレジットカードを作る場合
- 家を借りる場合
こういった時は、やはり安定した収入がないと、
「本当に返済してくれるの?笑」
と疑いの念をかけられるので、会社員や公務員の社会的信用はダントツなんですよね。
もし、「勢いでフリーランスになりたい!」と思っている人は、この2つだけは必ず押さえておきましょう!
- 引っ越しは「会社を辞める前」に行う
- クレジットカードを作っておく
「会社員」「公務員」の肩書きがないと、まず相手にしてくれないので、こういったことは独立する前に済ませておきましょう。
独立してからしばらくは、ほぼ審査に通らないと思っておいてください。
詳しくはこちらの記事に書いています。
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6.社内ベンチャーを活用できる
これはベンチャー企業・スタートアップといった比較的「若い企業」によくある制度ですが、
社内ベンチャー制度とは、社員が出したアイデアが事業化できそうな場合、会社が出資をしてくれる制度です。
なんと、会社員という「肩書き」を持ちながら、半分独立しているようなものです。
もし事業化が成功した場合、元いた会社を親会社として、起業をすることもできますので、比較的ノーリスク・ハイリターンの独立と言えるでしょう。
7.一大プロジェクトに参加できる

こちらは比較的「大企業」に多いケースです。
大企業が相手にしているクライアントと提携して、数億円の売り上げを動かすようなプロジェクトに参加できる可能性だってあります。
これはフリーランスではなかなか難しいでしょう。
(「起業」となると、話は別ですが。笑)
ただ、やはり会社の中で動かすプロジェクトになるので、全て自分の実績になるわけではありません。
それでもあなたは「フリーランス」「独立」を目指しますか?
日本の9割は労働者なので、やはり会社員が受けられるメリットは山ほどあります。
それでも、あなたはフリーランスを目指しますか?
もし、単に「会社がブラックすぎる!もう会社員として働きたくない!」という理由であれば、転職も視野に入れても良いかもしれません。
実際僕も、最初は「独立」するか「転職」するかで迷っていた時期もあったので、転職サイトに複数登録をしていました。
まずは業界最大手の「リクナビNEXT」。

「グッドポイント診断」という性格診断ツールを使って、自分にあった転職先を見つけることができますので、リクナビNEXT経由で転職を考えていない方でも、自分の性格を知るためにはもってこいのツールになります。
「2度とブラック企業で勤めたくない!」
って方は、ぜひ「ウズキャリ」に登録を。

ブラック企業は除外されているので、2度ときつい思いをせずに済むことができます。
また、「ウズキャリ」は転職エージェントサービスなので、エージェントの方と1対1でビデオ面談をすることが可能です!
ブラック企業で消耗しているのであれば、まずはきちんと理解できる相手に相談することが大切です。
この機会に「ウズキャリ」に登録して、エージェントの方に本音を相談するだけでも、気持ちが楽になりますよ。
関連記事:ブラック企業とはおさらば!第二新卒必見の転職サイト
まとめ:会社員が受けられる7つのメリットを理解しよう!
- 安定した収入
- 福利厚生の充実
- 社会保険制度の充実
- 税金は会社が納めてくれる
- 社会的信用がある
- 社内ベンチャーを活用できる
- 一大プロジェクトに参加できる
ざっくり会社員のメリットを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
会社員は会社が守ってくれますが、フリーランスは誰も守ってくれません。
全て「自己責任」です。
僕の場合は一旦転職も考えましたが、数年後に独立は考えていたので、その決断が早まったようなものです。
安易に「フリーランス最高!会社なんか辞めてしまえ!」という意見に惑わされないように。
その点をわかった上で、「フリーランスになるか・ならないか」を検討してみてください!
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