こんにちは。こーせい＜h_0918_k＞です。
先日、このようなツイートをしてみました。
新卒の早期離職が毎回話題に上がるけど、そもそも新卒3年未満の離職率はここ30年間ではほとんど変わっていない。
だから今始まったことじゃないんだよね。
これからの時代1つの会社を3〜5年勤めて転職 or 独立の方が健全な生き方だと思うんだが。
会社がいつまでも面倒をみてくれるとは限らないし。 pic.twitter.com/rtx26tjcNT
— こーせい / 新卒フリーランス (@h_0918_k) 2019年1月29日
「最近の若者はすぐに会社を辞める」ってよく言われますが、データに基づいたお話をすると、直近30年間での「入社3年未満の離職率」はほぼ「横ばい」です。つまり「最近の若者は〜」と愚痴をこぼす50代が新入社員だった頃と数字は一緒。おじさんたちが何も知らずにベラベラしゃべっているだけ。
— こーせい / シンプルライフ (@h_0918_k) 2019年8月14日
（出典：3年以内の若者の離職率は約3割！なぜ、早期離職は減らないのか？-HR NOTE）
「最近の新卒は3年未満で辞めてしまうやつが多い！」
「ほんと忍耐力が無いね！すぐに辞めるやつはどこに行っても通用せんぞ！」
と、口を酸っぱくして言われるこのご時世ですが、結論から言うと新卒3年未満の離職率は、直近30年間では「ほぼ横ばい」という事実をご存知でしたか？
というか、ここ数年は10年前と比べて離職率は低くなっているんです。
■目次■
新卒3年未満で会社を辞めることは果たして「悪」なのか？
「入社3年未満で会社を辞めるのは良くない！」と言われるこのご時世ですが、果たして本当に良くないことなのでしょうか。
これを、「労働者側」と「会社側」の2つの視点に立ってお話しします。
まずは「労働者側」の視点から。
- 1つの会社で定年まで勤める働き方は限界に来ている
- キャリアアップのために「転職したい」という願望がある
- 3〜5年は会社で勤めて独立したい人もいる
次に、「会社側」の視点。
- 新卒採用では1人あたり50〜500万円の採用費をかけているので簡単に辞めてほしくない
- 労働者が不足してしまう
転職・独立を検討している会社員からすると、1つの会社で定年まで働く「昭和的価値観」はすでに崩壊していますし、会社が合わないのであればすぐに転職・独立したいっていうのが本音でしょう。
幸いにも転職市場は右肩上がりなので、新卒3年未満で会社を辞めたとしても職はいくらでもあります。
一方で、会社側は新卒の採用に1人あたり50〜500万円はかけているので、簡単に辞めてほしくないっていうのが本音です。
僕は4ヶ月で会社を辞めてしまった身ですが、会社を辞める直前は上司からこんなことを言われましたね…。
新卒で会社を辞めた時、
「お前の採用費、100万円かかってるんだぞ！」
って取締役に脅されたけどそれを言う前に、
「労働基準法くらい守れよ…」
と思ったよね。
会社を辞めることは悪ではないし、労基違反なら労働者の方が有利です。
違和感を感じたら逃げるのが正解。
人生無駄にするから。
— こーせい / 新卒フリーランス (@h_0918_k) 2019年1月28日
これは完全に脅し文句ですし、僕の場合は労働基準法を違反している会社に勤めていたのでこの論理は通用しませんね…。
話をまとめると、こんな感じです。
- 1つの会社で定年まで働く価値観は崩壊している
- キャリアアップのために転職・独立を考える人が増えている
- 転職市場は右肩上がりなので職はいくらでもある
実際、僕の周りの友人や知人も新卒1年目で会社を辞めて転職したり、独立している人が数名いるんですよね。
今勤めている会社が自分に合わないのであれば、そのまま続けるよりも環境を変えた方がより良い人生を送ることができると考えています。
これからの時代、「副業（複業）」で収入アップを目指す価値観が当たり前になる
ぶっちゃけ新卒1年目の給料って低いですよね…。
平均して、高卒では月収16万円・大卒では月収20万円。
（出典：高卒だと初任給はどのくらい貰えるの？-ハタラクティブ）
詳しくはこちらの記事にも書いていますが、家賃・光熱費・食費…諸々必要なお金を引くと、手元に残る金額なんてごくわずかですよね…。
関連記事：大卒入社の平均初任給が「20万円」は正直安すぎるよね。
週５で働いて、頑張って残業して貰える金額が、16〜20万円。
最近では公務員の副業が解禁になりました。
公務員ですら、国や地方自治体が面倒を見切れなくなっているのに、1民間企業が社員全員の面倒を見る時代は崩壊しつつあると予想しています。
これからの時代、定時に帰ることができる会社に勤めて、
- SNSを使った情報発信
- ブログ・YouTubeでマネタイズ
- クラウドソーシングサービスを使って稼ぐ
といった、「ネット」を使った副業スタイルが徐々に浸透していくでしょう。
その方が、今の収入よりも＋５〜10万円のアップは見込めます。
僕の場合、8月に会社を辞めて独立しましたが、今ではブログ・オンラインサロン・有料noteの収益で十分生活ができています。
会社員よりも労働時間を減らしつつ、お金が入る仕組みを自動的に構築することで、時間に余裕を持った生活を送ることができますよ。
新卒3年未満で辞めるのは「悪」ではない！自分の人生くらい自分で責任を持とう
本記事の内容を最後にまとめてみました。
- 新卒3年未満の離職率は30年間ではほぼ横ばい
- 1つの会社で定年まで勤める価値観は崩壊している
- これからの時代「複業」で収入アップを目指すことが当たり前になる
今の時代は、従来の働き方と新しい働き方が交わる「過渡期」と言えます。
あなたが今後どんな人生を歩みたいのかを真剣に考えた上で、あなたにあったキャリアを目指していきましょう。
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