こんにちは。こーせい<h_0918_k>です。
先日、このようなツイートをしてみました。
QR決済のキャッシュレスサービス、セブンやファミマが参入してかなり乱立していると思うんだけど、結局生き残るのは「LINE Pay」と「PayPay」の2つかな?と思っている。LINE Payは通話アプリからそのまま使えるから利便性が良い。PayPayは個人店でも導入がしやすいからこちらも伸びるだろうな、と。
— こーせい / LIBERTY LIFE (@h_0918_k) 2019年7月3日
しかも、セブンやファミマが独自のQR決済導入しているけど、両店舗共にLINE PayとPayPayが使えるというね…中国ですら生き残っているのは「アリペイ」と「WeChat Pay」という共通決済なのに、独自のものが流行るとは思えない。利便性も悪いし。
— こーせい / LIBERTY LIFE (@h_0918_k) 2019年7月3日
キャッシュレス先進国の中国がいち早く目をつけ、今では中国のメイン決済の1つになっている「QR決済サービス」ですが、2018年末頃から日本でも普及が加速しましたよね。
しかし、最近ではQR決済サービスが乱立していて、スマートフォンに慣れていない人にとっては「どれを使ったら良いの…?」といった感じで悩みを増やしてしまい、思ったよりも普及が進んでいないのが現状です。
数あるQR決済サービスの中で、結局どのQR決済サービスが生き残るのだろうか…本記事で詳しく掘り下げていきますね。
■目次■
正直、QR決済サービスが乱立してうんざりしている件
2019年の7月、ついにセブンイレブンとファミリーマートが独自にQR決済サービスを導入しましたよね。
ファミリーマートは、独自のモバイル決済サービス「FamiPay」を7月1日から提供する。決済機能に加え、クーポンや回数券なども使えるスマートフォンアプリ「ファミペイ」(iOS/Android)を公開。ファミリーマートの店舗で200円の買い物につき、1円相当の電子マネーを還元する。
セブン&アイ・ホールディングスは4月4日、モバイル決済サービス「7pay」(セブンペイ)を7月から提供すると発表した。レジでの会計時、スマートフォンでバーコード画面を提示し、店員に読み取ってもらうことで支払いが完了する。200円(税別)の買い物につき、1ポイントのnanacoポイントを付与する。
こんな感じで、華々しく登場したコンビニ大手2社のQR決済サービスですが、初日から「ログインできない」などの不具合が生じたり、7payに関しては不正アクセスに遭うなど、トラブルが続出。
7payは「1,000円チャージしてQR決済サービスを利用すると、おにぎり1個無料!」みたいなアプリダウンロードを促進するキャンペーンを実施中ですが、おにぎり1個のために1,000円チャージするって…。
普段あまりセブンイレブンに行かない人にとっては1,000円とおにぎりを交換するようなものです。
また、セブンイレブン・ファミリーマート共に独自のQR決済サービスを利用していますが、両社共に「LINE Pay」や「PayPay」といったような普及率の高いQR決済サービスも利用できるんですよね…。
コンビニを利用するだけのために、7payやFamiPayに入金するくらいなら、LINE PayやPayPayに入金した方がコンビニ以外のお店でも利用できるのでわざわざ独自のQR決済サービスを利用するメリットが思い浮かびませんね…。
「6種類のジャムを並べた時と、24種類のジャムを並べた時では、6種類のジャムを並べた時の方が売れる」という、「ジャムの法則」があるように、QR決済サービスも増やしすぎると普及しない可能性だって考えられます。
国がキャッシュレスを推進しているのであれば、QR決済サービスを乱立させるのではなくて、1つのQR決済サービスを多くの店舗で利用できるような仕組みが必要です。
キャッシュレス先進国の中国でさえ、生き残ったのは「アリペイ」と「WeChat Pay」だけ
こんな感じで、日本ではQR決済サービスが乱立していますが、「キャッシュレス先進国」である中国ですら、生き残ったQR決済サービスは「アリペイ」と「WeChat Pay」の2つだけなんですよね。
中国のキャッシュレス事情はこちらの本に詳しく書いてあるので、気になる方はぜひ読んでみてください。
「キャッシュレス国家」にも記載されていましたが、 結局生き残るQR決済サービスって「利便性」と「普及率」が鍵なんですよね。
基本的にどの店舗でも利用できて、かつ入金や支払いの手間がかからないQR決済サービスが残っていくんじゃないかと。
そう考えると、日本で生き残る可能性があるのは「LINE Pay」と「PayPay」(次点に「楽天Pay」)かな?と考えています。
日本で生き残るQR決済サービスは「LINE Pay」と「PayPay」と予想
結論から言うと、日本で生き残るQR決済サービスは「LINE Pay」と「PayPay」の2つかな?と予想しています。
LINE Payは通話アプリのLINEからそのまま利用することができますし、2019年に入ってからスターバックスのキャッシュレス決済と提携するなど、大手企業との連携が進んでいるので、今後もますます需要は高まりそうです。
今回登場したLINEスターバックスカードは、LINEの1サービスである「LINEウォレット」から追加できるバーチャルカード。このLINEスターバックスカードへはLINE Payからチャージできるため、通常のスターバックスカードで決済できる店舗であれば事実上LINE Payでの支払いが可能になる。
また、LINEのメッセージ経由でLINE Payの残高を送り合うこともできるので、飲み会代の支払いなど、割り勘が必要な時にお釣りを気にせずに相手に送ることができるので、財布感覚で利用できるんですよね。
僕も毎月3万円程度はLINE Payにチャージして、決済に利用したり、割り勘で使用したり、モバイルSuicaのチャージに利用したり…と、今では「無くなったら困る!」レベルで愛用しているので、LINE Payはユーザー目線で見ても利用しやすいので、今後も普及していくんじゃないかと。
「PayPay」に関しては、導入店舗側のメリットが大きいんですよね…なんとPayPayは「決済手数料」「導入手数料」がゼロ円で済みます。
普通、クレジットカード等のキャッシュレスサービスを導入する場合は初期費用や手数料がかかってしまうので、「手数料を支払うくらいなら、現金のみで対応したい!」と考えているオーナーが多いんですよね。
しかし、今後キャッシュレス化が進むのは間違い無いので、「手数料を支払う必要がない!」と考えると、 PayPayを導入しない理由が見つかりません。
実際、僕が住んでいる福岡ではPayPayが利用できる個人経営の店舗が増えているので、今後も利用できる店舗が確実に増えるQR決済サービスになるのは間違い無いですね。
ちなみに、2019年2月現在で最も普及しているQR決済サービスは「楽天Pay」ですが、LINE PayやPayPayの利便性の良さ・導入のしやすさを考えると、今年中に普及率は抜かれるのでは…?と考えています。
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