こんにちは。こーせい<h_0918_k>です。
まあ終身雇用なんて日本独特の文化でありただの「幻想」だからなぁ。
> 終身雇用について「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」
> 中途や派遣の社員が増えているとして、「やりがいのある仕事に就けるチャンスは広がっている」
好きなことするのが一番。https://t.co/L4rv7kbQuG
— こーせい / 4ヶ月で会社辞めて独立 (@h_0918_k) 2019年5月13日
多くの人が「終身雇用が終わる!やばい!」って騒いでるけどさ…。
俺から見たら、令和にもなって終身雇用が続くと思っているのが驚きだわ。
そもそも自分の人生をなんだと思っているんだか…。
せっかくの人生なんだから「好きなことやれる時代だ」ってポジティブに考えた方が気持ち良いよ。
— こーせい / 4ヶ月で会社辞めて独立 (@h_0918_k) 2019年5月14日
世界時価総額ランキングの中で日本トップのトヨタの社長が、ついに「終身雇用は厳しい」という言葉をポロっと漏らしましたね…。
まあ以前から経団連(大企業の経営者が集まるグループ)の会長が「終身雇用を守るのは厳しくなっている」となんども口にしていましたが、ついに現役の日本企業のトップの社長までが口に出すとは…。
多くの人が、「終身雇用が終わる!やばい!」と叫んでいますが、僕から見ると、平成から令和にもなって、「終身雇用」が続くと思っていることに驚きです。
そもそも終身雇用自体日本独自の文化ですし、始まったのは高度経済成長期の1960〜70年代と、比較的最近なので、昔から続く伝統文化、っていう訳でもありません。
なのにも関わらず、多くの人が「終身雇用は昔から守られてきた文化だ!」と声を大にして言っていることが不思議でたまらないんですよね。
本記事では、終身雇用が終わった時代の働き方に関して、僕の意見をお伝えしたいな、と。
■目次■
日本は「終身雇用制度」に縛られた結果、国民1人あたりの生産性がガタ落ち
日本の国民1人あたりの生産性は、先進諸国の中ではダントツで低いのを知っていましたか?
【日本人が生き残る方法】
☑︎賃金を上げる
→デフレ脱却のためには賃上げが必須
→先進国の中でも最低賃金が低すぎる#日本人の勝算 には口うるさく「賃上げが必須だ!」って書いてあるんよね。賃上げで1人あたりの所得が増して、お金が流通するようになって、デフレを脱却することができる。 pic.twitter.com/k58jxACYnJ
— こーせい / 4ヶ月で会社辞めて独立 (@h_0918_k) 2019年3月4日
詳しくは「日本人の勝算」という本に書かれていますが、人口増加要因と生産性向上要因で見た経済成長率(1990〜2015年)を見ていくと…?
アメリカ、EU、オーストラリア、イギリス、フランス…といった先進諸国は、生産性は1%よりも上回っていますが、なんと日本は0.77%と、1%を切っているんですよね。
また、日本の生産性が落ちてしまった要因は、「終身雇用制度に縛られて低賃金で働かされている結果、社員1人あたりの生産性が落ちてしまった」という見方もあります。
「日本企業が社員に支払う給料は、ほかの国と比べて見劣りする状況になってしまった。」#日本人の勝算 っていう本にも書いてあったけど、日本人の生産性を向上させるには 「賃上げ」 しか方法はない。
お金もらえないのに働こうなんて…思わんよな。https://t.co/sH0KArzuUo
— こーせい / 4ヶ月で会社辞めて独立 (@h_0918_k) 2019年4月22日
引用元の記事には、
日本企業が社員に支払う給料は、ほかの国と比べて見劣りする状況になってしまった。給料も経済も順調に伸びる黄金期はバブル崩壊で終焉。「年功型」の見直しも試行錯誤が続く。
といった序文があるように、日本は1980年代のバブル期を境に、賃金が低下している一方で、終身雇用という雇用形態を見直さなかったので、先進諸国の中でも賃金がほとんど向上しないという結果に。
話をまとめると、
- 1980年代のバブル期を境に、日本の賃金は低下する一方で、先進諸国では賃金が向上
- 終身雇用制度のもとで賃金を下げているので、社員1人あたりの生産性はガタ落ち
- そもそも「終身雇用」自体が高度経済成長期に生まれたものなので、日本古来の文化ではない
と言った感じでしょうか。
先進諸国は年功序列がなければ、終身雇用という形態もないので、日本が「異常」だっただけなんです。
2020年には「同一労働同一賃金制度」が導入され、派遣社員や契約社員の給料が上がる見込み
日本では2020年に「同一労働同一賃金制度」というものが導入されることをご存知ですか?
そして2020年には「同一労働同一賃金」が始まるし、正規雇用と非正規雇用の賃金の格差がほぼなくなる。
終身雇用で1つの会社に縛られるんじゃなくて、雇われの身でもライフステージにあった働き方が選べるっていうこと。
終身雇用は幻。https://t.co/7tqG6TKxCi
— こーせい / 4ヶ月で会社辞めて独立 (@h_0918_k) 2019年5月14日
同一労働同一賃金制度は、簡単に話すと、「同じ職種であれば、正社員・非正社員問わず賃金は統一しましょう」という制度です。
詳しくは以下の記事を読んでもらった方が早いですが、同一労働同一賃金制度を導入する背景としては、
- 雇用形態にかかわらず賃金を一緒にすることで、生産性の向上を図るため
- そもそも憲法上では正規・非正規問わず不合理な待遇差は許されていない
といった感じでしょうか。
参考記事:【弁護士監修】同一労働同一賃金で、企業はいつどのような対応が必要?
経団連のトップや日本企業のトップが「終身雇用は厳しい」と叫んでいる中、正規雇用と非正規雇用の労働者の賃金が一緒になるのであれば、もはや国から「君たちを一生養うことはできないよ」って言ってるようなものなんですよね。
しかし、これが本来のあり方というか、自分の仕事くらい自分で見つけて、合わなければ他の職場に転職したり、独立して仕事を生み出したり…と、今後は柔軟な働き方が可能になるような世の中に変わっていくなぁと。
しかし、同一労働同一賃金制度には罰則規定がないので、企業側がこの制度を守らなかったからといって何か罰せられる訳ではありません。
企業によってはこれまで通り正規雇用・非正規雇用の賃金の格差が残り続ける職場もあると思いますが、過去には裁判沙汰になった事例もあるので、今回ばかりは企業側も慎重に対応していくと予想しています。
「終身雇用の終了」「同一労働同一賃金」の導入は、何を意味するのか?
結論から言うと、これからの時代は柔軟な働き方が可能になる時代です。
これをプラスと捉えるか、マイナスと捉えるかは人によって異なると思いますが、僕自身はプラスに捉えていますね。
そもそも、人生は一度きりしかないのに、新卒で入社した会社に40年間も勤めて、対して賃金が上がらない…といった終身雇用の元で働くのってまじでもったいないなぁ…と。
また、2021年卒からは「就職活動の一斉スタート」という文化も無くなりますからね…大学に入学した瞬間に、自分が働きたい企業があれば自分でアタックしていかないといけない時代に突入しています。
「終身雇用の終了」「同一労働同一賃金」「就活ルールの撤廃」…これまでの常識がことごとくなくなろうとしていますが、裏を返すと、「自分が働きたいスタイルで、自由にお金を稼ぐことができる」世の中に突入しているってことなんですよね。
最近の20代・30代は、高所得を目指してマイホームやマイカーを購入する…といった価値観ではなく、「最低限生活できるお金さえあれば良いから、好きなことに費やす時間が欲しい!」といった感じで、モノではなく経験に幸せを感じる世代です。
ってことを考えると、好奇心旺盛な人にとっては、これからの日本の雇用形態の方が合っている訳で。
せっかくの人生なんだから、1つの会社に縛られずに、ライフステージにあった働き方をしつつ、自分の好きなことに費やす人生を送った方が、僕は幸せです。
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