こんにちは。こーせい(無印ハヤシ)です。
普段から僕のツイッターを見てくださっている方であれば、先日このようなツイートをしたのをご覧になっていると思います。
【note売るの辞めます】
色々考えましたが、今後noteを売るのを辞めます。1年半発信活動やってきて、当初は「ブログやnoteで稼げるって楽しい!」なんて思っていたけど、「これって好きなことを仕事にしているのか?」と自分に問いかけた時に「違うな」っていう答えが出ました。続く↓
— こーせい / 無印ハヤシ (@h_0918_k) 2020年2月1日
noteでは50万円以上稼がせてもらいましたが、ぶっちゃけ僕が出したnoteで人生変わった人なんてほとんどいないと思いますし、結局Win-Winな稼ぎ方では無いな、ってことに気づいたんですよね。最近はYouTubeも軌道に乗ってきたところなので、YouTubeに集中します。続く↓
— こーせい / 無印ハヤシ (@h_0918_k) 2020年2月1日
こんな感じで、僕の人生って1年単位で何か新しいことを始めると同時に、これまでやってきたことを辞める人生でした。確かにnoteの売り上げがあれば若干生活の足しにはなるけど、別にnoteの売り上げ入らなくても生活困らないので今後は切っても良いな、と。YouTubeのほうが100倍楽しいし。笑
— こーせい / 無印ハヤシ (@h_0918_k) 2020年2月1日
言いたいことはこのツイートの通りなんですけど、最近ではずっと販売し続けていた「ツイッター運用術」note販売を辞めたりと、これまで積み上げてきたものを「一旦辞めようかな」っていうフェーズに入ったんですよね。
そして、ブログとツイッターで独立して1年半たった今、ぶっちゃけ発信活動で食っていくのに飽きたな…と。
今日はそんなお話を、つらつらと。
■目次■
独立してから1年半、改めて「好きなことで生きる」とは何か?を考えてみた
2020年の2月で、早いもので会社を辞めて独立してから1年半が経ちました。
この期間、ブログとツイッターといった発信活動を軸に、noteの販売やイベントのお手伝い、そしてアウトソーシングを使ったライター案件の受注やイベントの主催など、色々取り組んだなぁと思っています。
そして、昨年(2019年)はYouTubeを始め、今ではチャンネル登録者が1.4万人に…とても変化の多い1年だったな、と感じます。
独立してすぐの頃は本当にお金がなくて、とにかく「まずはお金を稼がないと…!」という思いで、今自分ができる全てのことを駆使して「お金稼ぎ」に夢中になっていましたね…。
しかし、ブログやYouTubeが伸びた今では、そんなことを心配する必要すらなくなくなりました。
額面で言うと、毎月40〜50万円の収入が入っていますし普段お金使わないのでマジでお金には困ってないです。
お金の不安から解放された今、僕は「お金を稼がないと…!」という呪縛から解放されて、改めて「好きなことで生きるって、つまりどういうこと?」ってことを考える時間が増えました。
そこで出た答えは、ありきたりっちゃありきたりなんですけど「目の前のユーザーに対して、価値のあるモノを提供すること」っていうシンプルなもの。
最近ではほとんどブログを書かなくなり、その代わりにYouTubeは本チャンネル、サブチャンネル含め毎日更新を継続していますが、日々「YouTubeで、ユーザーにとって価値のある情報って何なんだろう?」ってことを考える日々です。
そして、そういう「答えのないこと」を考えるのが超楽しい。
また、2月からは「ルーティン系動画」も出していて、これも「ユーザーが面白いって感じる動画ってどんなのなんだろう?」っていうのを、ルーティン系動画を出している他の方の動画を見まくりながら研究しています。
だって文章よりも動画で喋って表現するのが楽しいんだもの…「もっと伸ばそう!」っていうモチベーションも日に日に上がっていますね。
ぶっちゃけ、「note」を販売するのは楽しくない
そして、冒頭に貼り付けたツイートでも述べていますが、2月に入ってからnoteを販売するのを辞めました。
これまで「ツイッター運用術」みたいなnoteの他に、「オンラインサロンの活用術」とか「noteの販売方法」みたいなnoteを出してきたんですけど、これって「好きなことではないな」ってことに気づいたんですよね。
これを考えるキッカケになったのは、最近リリースされた「Brain」という情報の販売するプラットフォームのリリースですね。
このBrainというサービスは、簡単に言うと「有料noteに、アフィリエイトの機能を追加しましたよ!」というもの。
確かにサービス自体は素晴らしいものだとは思いますが、Brainを覗いてみるともう「カネ」の話しかないんですよね、これが。
「半年間で〇〇万円稼ぐ方法!」とか、「フォロワーの伸ばし方!SNSで稼ぐ方法!」とか…。
確かに僕自身もつい最近まで「ツイッターの伸ばし方!」のnoteを出していたので人のことは言えませんが、この光景を見た時に僕は直感で「ヤバイな」って思ったんですよね。
正直、こういった情報で稼ぐやり方は確かに稼ぎやすいですが、その情報を読んで、行動に移したからといって本当に成果が出るかどうかは保証されていません。
ぶっちゃけ、僕自身もツイッター運用のnoteを出している時は、「この情報を読んで、みんなが僕のように伸ばせるのだろうか…?」というもどかしさがありました。
確かにこういった情報を売ると本当に稼げるんですよ…特にフォロワーが数万人いて、そこそこ影響力があるなら尚更です。
しかし、Brainがリリースされた途端、「こうすれば稼げるんだ!」という目先のお金に目が眩んでいる人々を目にして、「僕がやりたいことはこんなことではないな」っていう、心の奥にしまっていた感情がドバドバァ…と溢れてきて…。
先ほどお伝えした、僕にとって「好きなことを仕事にする」という価値観と照らし合わせた時に、「これは僕の好きなことではないし、やりたいことでもない」という言葉が出たので、バッサリ切ることにしました。
信用を手軽にお金に変える行為は、辞めます
さっきもお伝えしたように、noteやBrainって手軽に「信用をお金に換える」ことができる画期的なサービスだと思うんですよ。
しかし、自分の信用って、そんな気軽に「お金」に変えて良いものなのかな?と。
これってつまりどういうことかと言うと、例えば僕のことを信用しているフォロワーさんが僕のnoteを買って、noteに書いてあることを実践するとしますよね。
しかし、その本人はなかなか結果が出ない。
確かに本人の努力不足なところもあるけど、「こーせいさんの情報を買って頑張ったのに全く成果が出ないじゃないか!」みたいな状態になると、得しているのはお金をもらった僕だけなんですよね。
「まあ、それが普通だよね?」って思う方もいらっしゃるとは思いますが、僕はこうなることが好きではないんですよ…だって自分が出した情報が必ずしも正しいとは限らないし、被害者が出てしまっては後には戻れないので。
まあこういう考えに変わったのも、「YouTubeが伸びている」のが理由の1つに挙げられるでしょう。
YouTubeって視聴者にも、クリエイターにも優しいサービスだな…っていつも思うんですよね。
クリエイターは視聴者からお金を取っているわけではないですし、視聴者はお金を払って動画を見ているわけではないのに、Googleが「広告収入」という形でクリエイターに還元してくれるから、YouTuberはメシが食えているわけで。
そして、これ言っちゃアレですがツイッターのフォロワーよりもYouTubeのチャンネル登録している視聴者さんの方がファン層濃いですからね…以前満員御礼のイベントを開催した時は、9割がYouTubeから知った人でしたし。
サンクチュアリ出版さんのイベント、満員御礼!参加者の皆さん、ありがとうございましたー! #ハヤシの話 pic.twitter.com/MA0nBY1E1m
— こーせい / 無印ハヤシ (@h_0918_k) 2019年10月16日
また、YouTubeって「視聴者がウケるか、ウケないか」でダイレクトにYouTuberの収益に影響するので、純粋に「視聴者にとって良い動画とは何か?」ってことを考えて行動した方が、収益が上がるんですよ。
つまり、「目の前のユーザーに対して、価値のあるモノを提供すること」っていう僕の考えとも見事にマッチしているわけです。
今後、YouTubeやツイッターで得た信用はすぐにお金に換えるのではなく、シンプルに視聴者にとって良い動画を提供したり、企業案件やイベントの開催で還元していきたいな、と。
とはいえ、自分の商品を作って売りたい、という願望は消えていません。
これに関しては、これまでのような「情報」を売るのではなくて、「物質」として商品を作っていきたいな、と考えています(シンプルライフと相性が良いアイテムとか)。
今後、ブログとツイッターはどうするの?
「ブログとツイッターには飽きている!」と言ったものの、別に辞めるわけではありません。
今後はYouTubeを軸足に置きつつ、ブログではYouTubeで反響の良かった動画を書き起こしたり、たまにはこんな感じで僕のオピニオンを書いたり、引き続きブログ運営論は書いていきたいな、と。
また、ツイッターに関しては箇条書きツイートとか、どこかの情報をまとめたような「まとめツイート」みたいなことはせず、僕が日常で感じたことを「メモ書き」程度で使う感じで。
正直、YouTubeの登録者数がツイッターのフォロワー数を抜く日も近いので、ツイッターのフォロワーを伸ばすことに専念することは考えていません(というか、企業案件とかもYouTubeの登録者が多い方がもらいやすい)。
しかし、月500円くらいで「無印ハヤシの脳内」みたいなnoteマガジンは出そうかな〜なんて考えています。
「お前、note売らないって言ったじゃないか!」って言われそうですが、これはこれまで書いてきたnoteとは違って、「ブログやYouTubeでは言いたくないんだけど、知りたい人だけに読んで欲しい!」といったnoteです。
つまり、そこにある価値は「情報」ではなくて、「無印ハヤシ」という人間にあるのかな?と。
芸能人の「ファンクラブ」みたいな感覚で思ってもらえたら大丈夫ですし、登録者1.4万人レベルでたくさんの購読者がつくとは思ってないので、それで稼ぐことは全く考えていません。
ユーザーにとって良いモノを提供していけば、お金は後からでも入ってくる
まあこんな感じで、僕の考えが変わったことをお伝えしました。
改めてお伝えしますが、目先のお金を追い求めるのではなく、「ユーザーにとって良いモノを提供」するという姿勢でいれば信用はたまりますし、お金も後からついてきますから。
また、2020年は法人化を考えています(というか、会社を作ります)ので、ここで心機一転また新しいことやっていきたいですね。
軸足はYouTubeに置きつつ、今やっていることの延長線上にあるような事業を展開できたらな、と。